Category古代史の問題 1/8
「天皇家はアイヌ系」はタブーなのか

「天皇家はアイヌ系」はタブーなのか(古代史の問題)今回は、この悩ましい問題について愚考します。 前回、「天皇家はアイヌ系というDNA情報は古代史の大発見」について紹介しました。この発見はDNA研究(Y染色体ハプログループ分類)の結果ですが、古代史を変える大発見です。すなわち現天皇家はアイヌ系で、その前にあった朝鮮半島由来のツングース系王家が滅ぼされたことを意味します。 このことは、DNA分類で日本人のルーツ...
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「天皇家はアイヌ系」から観た日本の古代史の真相

「天皇家はアイヌ系」から観た日本の古代史の真相(古代史の問題)前回、「天皇家はアイヌ系」は歴史的大発見であり、この結果、これまでの日本古代史の定説が否定されたことを紹介しました。 今回は、さらに追求し、日本古代史の真相にせまります。 前回の繰り返しになりますが、日本の古代史は、朝鮮半島由来の長身のツングース系民族が、鉄器と稲作で弥生時代を作り、その繁栄の結果、ヤマトに王家が創られ、巨大古墳がいくつ...
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「天皇家はアイヌ系」というDNA情報は古代史の大発見

「天皇家はアイヌ系」というDNA情報は古代史の大発見(古代史の問題)前前回、蘇我家の繁栄と滅亡について、駆け足でしたが、まとめ終わりました。今回は、その補足記事になりますが、「天皇家はアイヌ系というDNA情報は古代史の大発見」に言及し、その発見から蘇我氏のルーツについて検討します。 繰り返しになりますが、現天皇家の始まりは継体王(在位:507-531年)です。このことは多くの研究者に支持されていて、ほぼ間違い...
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蘇我家は6世紀最大の権力者愚考

蘇我家は6世紀最大の権力者愚考(古代史の問題)前回、奈良で最大、かつ、6世紀最大の「丸山古墳」の埋葬者は、時の権力者の蘇我稲目の墓ではないかと推察しました。関連し、今回は、その6世紀の時代背景や「丸山古墳」の埋葬者が不明になった理由について愚考します。 まず、その時代の継体天皇(大王)と家来(有力豪族)の関係は上トップ図のとおりです。当時の政権運営は、大王と豪族の合議によって行われていました。6世紀の...
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古墳埋葬者は何故不明なのか愚考

古墳埋葬者は何故不明なのか愚考(古代史の問題)DNA研究(Y染色体ハプログループ分類)の結果、現天皇家はアイヌ系であることがわかりました。そして、初代のアイヌ系大王は継体王(在位:507-531年)であることがほぼ確実です。そのことから、古墳時代のツングース系王家(3~5世紀)は継体王によって滅ぼされたと判断されます。一方、DNA以外にそのことを示す根拠の一つとして、近畿では継体王以前の陵墓は埋蔵者不明であること...
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