Category日本語のルーツ 2/4
くだら寺とひゃくさい寺の違い愚考(日本語のルーツ)

くだら寺とひゃくさい寺の違い愚考(日本語のルーツ)Yahoo知恵袋(日本史)に百済寺の読み方について質問がありました。引用しますと次のとおりです。滋賀県東近江市にある百済寺は「ひゃくさいじ」と読みますが、奈良県広陵町の百済寺は「くだらじ」、飛鳥時代にあったとされる百済大寺は「くだらおおでら」(7世紀前半に創建された官寺)、 大阪府枚方市にあった百済寺は「くだらじ」です。なぜ滋賀県だけ「ひゃくさい」と読む...
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聖徳太子の遣隋使派遣と国書の未熟さ愚考(日本語のルーツ)

聖徳太子の遣隋使派遣と国書の未熟さ愚考(日本語のルーツ)「比恵遺跡群(奴国)で古墳時代(3世紀後半)の石製すずりの一部が発見された」という記事では、そこは奴国(福岡市博多区)のあった場所で、3世紀の邪馬台国時代に文字が使われていたと指摘しております。その文字を使った理由の一つとして、中国に朝貢するときの上表文(国書)を作ったことが考えられます。一方、「百済の部寧王が日本の継体王に五経博士を派遣し文書作...
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五経博士受け入れによる文書作成と継体王(日本語のルーツ)

五経博士受け入れによる文書作成と継体王(日本語のルーツ)百済は、武寧王(在位:502年~523年)の時代、大国の高句麗を破り軍事的に強国となり、海外の国とも交流し、海洋大国とも言われるようになったことを紹介してきました。一方、日本との関連では、当時の継体王(天皇在位:507年~531年)を男弟王と呼び義兄弟関係にあったことを紹介してきました。今回は、百済の武寧王が五経博士を継体王のもとに513年から日本に送り、...
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万葉仮名のルーツは百済で使われていた漢字(日本語のルーツ)

万葉仮名のルーツは百済で使われていた漢字(日本語のルーツ)拙ブログでは、マレー語の発音は日本語の発音とほぼ一致し、かつ、日本語の発音のルーツは万葉仮名にあることを指摘してきました。そして、日本語は、先住民族のアイヌ系言語をベースに、後に来たマレー系民族の発音様式が万葉仮名を利用する過程で取り入れられた、と推察しております。すなわち、万葉仮名=日本語発音=マレー語発音になりますが、今回は、その万葉仮...
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百済王の名前はマレー語で読める(日本語のルーツ)

百済王の名前はマレー語で読める(日本語のルーツ)拙ブログでは、万葉仮名=日本語の読み=マレー語読みについて検討してきました。今回は、マレー系民族の国と思われる百済の王の名前は万葉仮名で読めるのか検討します。まず王命リストは「百済の歴代王年表」によります。そして、その王名のリストに万葉仮名読み(推定)とマレー語、その意味(English)を加えた表を作りました。その表は上のとおりです。この表には31代の王命...
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