日本人の縄文思想と稲作のルーツ
日本人は、アイヌ系35%、マレー系30%、半島由来ツングース系25%、その他10%の混合混血民族です。DNA分類の結果、ヤマトにはツングース系王家が創られ、その後、アイヌ系の現天皇家に滅ぼされたと推察されます。万世一系を主題にした日本書紀は創作になります。関連し、今回は邪馬台国の真相に迫っています。
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北方系民族故郷の満州とツングース(北方系と日本人 ) [2017/05/04]
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北方系民族故郷の満州とツングース(北方系と日本人 )
縄文時代晩期の3000年前頃、多数の北方系の人々が日本に来て弥生人になったことが知られております。この北方系民族は、ツングース系とも呼ばれておりますが、今回は、この北方系の民族のルーツについて愚考します。
まず、そのツングースですが、満州がその故郷(発生地)と言われております。そして、その由来は、北方由来説や南方由来説があり、謎につつまれていました。しかし、最近のY染色体ハプログループ解析は、その謎を解明したのではないかと思われます。
例えば、ツングースを代表する満州民族ですが、Xue(2006)のハプログループ分類によりますと、モンゴル系(C )26%、中国系(O2) 37%、その他(チベット系など)37%となっています。すなわち、ツングースは、モンゴル系と中国系の混合混血民族であるということが分かりました。
また、ツングース系民族は、言葉はモンゴル系ですが、容ぼうや習慣はモンゴル系と明らかに違うと言われております。また、畑作民族であると共に鹿狩りを得意とした民族であることも知られております。
そこで、最近のDNA情報を含めてまとめますと、ツングースの由来については次のように考えることができます。
満州に最初に住み着いた民族は、ユーラシア大陸の北部平原を移動してきたモンゴル系の人たちです。そして、満州地方(中国東北部)は森が多く、モンゴル系の人達は、その森で鹿狩りをし、一方、近くの草原でヒツジを育て、過ごして暮らしたのではないかと、推察されます。
一方、中国人ですが、黄河流域に進出したことを前回紹介しました。黄河流域は、畑作に適しており、中国人は、ここで人口が増えました。そして、黄河流域で増えた人たちはモンゴル系の居る東北部(満州)にも少しずつ移動してきました。
モンゴル系と中国系は、生業が違いますので、平和裏に融合していきました。そして、彼らの混合したツングース系の民族が発生したと推察されます。
当然ですが、言葉は、最初に住んでいたモンゴル系の言語がベースになりました。この時期が1万年前頃と拙ブログでは予想しております。そして、その後、中国系の割合が少しずつ増えていったことが予想されます。
関連し、上の地図は、ツングース系民族の発生と日本への道の様子です。
次回から、そのツングースの人たちが、どのようにして日本に来たのか愚考していきます。
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[ 2017/05/04 20:33 ]
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日本人の縄文思想と稲作のルーツ
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Author:レインボー
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