日本人の縄文思想と稲作のルーツ
日本人は、アイヌ系35%、マレー系30%、半島由来ツングース系25%、その他10%の混合混血民族です。DNA分類の結果、ヤマトにはツングース系王家が創られ、その後、アイヌ系の現天皇家に滅ぼされたと推察されます。万世一系を主題にした日本書紀は創作になります。関連し、今回は邪馬台国の真相に迫っています。
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倭人のルーツと日本人起源2系統論の整理(南方系と日本人) [2017/05/10]
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倭人のルーツと日本人起源2系統論の整理(南方系と日本人)
「弥生時代には、2系統の民族が日本に移住してきたこと」
が、知られております。その2系統とは、小柄な南方系(倭人)と長身の北方系(ツングース系)のことです。
今まで北方系のツングースはモンゴル系と中国系の混血であることを紹介してきましたが、人骨遺跡調査によりますと、彼らは長身の者が多く、小柄な南方系との違いが分かるようです。
関連し、今回は、小柄な南方系(倭人)のルーツについて愚考します。
倭人については、中国の古書に現れる日本人の言い方です。有名な魏志倭人伝にも登場します。倭人とは、小さい人の意味で、日本人の蔑称とも言われております。そして、倭人は、日本(九州)だけでなく、台湾、沖縄などにも住んで居たと中国の古書では記されています。
関連し、私は、マレーシアとフイリピンに居住したことがありますが、その国の人たちには小柄な人たちが多い感じがしました。おそらく、倭人というのは、その人たちを言うのであろうと思います。
関連し拙ブログでは、マレー系(O1b)の人々が、1万年前頃から、その航海術を使い、中国南部から朝鮮半島や日本に移住し、さらには江南地方から稲(陸稲)を日本に導入したと推察しています。
また、台湾の先住民族の多くはフイリピン系(O1a)で、彼らが沖縄まで移住していたことも分かっています。
そこで、まとめますと、倭人の主体は、日本(北九州)と朝鮮半島南部ではマレー系、台湾と沖縄ではフイリピン系であったと判断されます。これらの関係を上の地図(推定)に示しました。
そして、弥生時代に長身の北方系(ツングース系)と小柄な倭人(マレー系)の2系統の民族が日本にきた、という報告は、拙ブログの主張とほぼ一致していると思われます。
なお拙ブログでは、南方系倭人(マレー系)の初期到来は1万年前頃までさかのぼる方が、その後の縄文時代の海洋文化や稲栽培開始時期を説明する上で分りやすいと判断しております。
関連し、最近のウエブ情報では、青松光晴氏が
「日本人は、どこからやってきたのか?(21) ~ 「倭人」は東アジアの交易を担っていた!?」
で、「倭人」が周王朝(紀元前1046年頃~紀元前256年)に「暢草」(ちょうそう=ウコン)を朝貢したことと関連し、以下の記事を発表しております。この内容も、拙ブログの主張とほぼ一致していると思われます。
前に、「倭人」について、弥生時代に日本列島にやってきた「渡来系弥生人」と定義しました。「縄文人」と区別するために便宜上、そのように定義したわけですが、もう少し広くとらえて、”「倭人」とは、中国南部から揚子江下流域、台湾、琉球諸島にかけて住んでいた「海洋民族」の総称である。”としてもいいかもしれません。
そしてもしかすると、「倭人」は、当時の日本列島にも九州をはじめとした地域に住んでいたかもしれません。何せ、当時の日本の人々は、海洋民族が多かったわけですから・・・。
となると、”「倭人」の住んでいた領域は、私たちの考えるよりはるかに広大なエリアであった”ということになります。その「倭人」が、中国をはじめとした東アジア圏の海洋交易を担っていた可能性があります。なんとも壮大な話になりますね。(引用終了)
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[ 2017/05/10 20:48 ]
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日本人の縄文思想と稲作のルーツ
「天皇家はアイヌ系」についてまとめています。詳細(目次)は下のとおりです。どうぞよろしく。
Author:レインボー
現在は邪馬台国の真相についてまとめています。
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