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日本人の縄文思想と稲作のルーツ

日本人は、アイヌ系35%、マレー系30%、半島由来ツングース系25%、その他10%の混合混血民族です。DNA分類の結果、ヤマトにはツングース系王家が創られ、その後、アイヌ系の現天皇家に滅ぼされたと推察されます。万世一系を主題にした日本書紀は創作になります。関連し、今回は邪馬台国の真相に迫っています。
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世界の中の日本人と宗教(縄文思想と日本人)5.17

クコの新葉

「日本人の宗教観は奇妙か、それとも他国が奇妙なのか」という記事がダイヤモンドオンラインに出ておりました。

その記事では、日本人は万物のものに神が居ると感じていること、そして自然や人間との関係で和を重視していること、その結果、日本人の宗教は世界の3大宗教と異なること、などが紹介されていました。

関連し、今回は、拙ブログのテーマでもあります「縄文思想と日本人」の観点から、この「世界の中の日本人と宗教」について愚考します。

まず、その記事を、私なりにまとめますと、次のような感じです。

日本人の宗教は、世界の3大宗教と言われる仏教、キリスト教、イスラム教とまったく異なります。その理由として、日本人の宗教は、縄文時代からある「自然との共生思想」と結びついており、その思想は、これら3大宗教よりもはるかに古くからあり、経典というものはないことが考えられます。

私の経験で恐縮ですが、宮崎県で働いていた時のことです。職場のある場所を通るとき、不思議な音が聞こえるという話がありました。私には聞こえなかったのですが、数名から同じような経験が語られました。そして、おはらい(お祓い)をすることになり、行事のため寄付を集めてお祓いをしたことがあります。

勤務時間中なのに神主さんを呼んでお祓いの行事をする、そして、誰も反対しない(笑)。そして、理屈ではない、何か分からないことがあり、恐れる。これが日本の宗教と思ったしだいです。

一方、その日本人の宗教儀式に、人が死んだときに行われる「通夜」という別れの儀式があります。アイヌの風俗習慣の研究をした哲学者の梅原猛は、その儀式は、死んだ人をあの世に送る儀式で、縄文時代からあることを指摘しています。

まとめますと、あの世観など日本人の宗教は縄文時代からあり、世界の3大宗教とルーツや内容がまったく異なるものと判断されます。そして、その基本は「自然との共生思想」であり、平和を愛する思想でもあると、私は思っているところです。

なお、上の写真は、不老長寿の木と言われている春のクコの様子で、新葉が出ています。

そして、下の写真は、そのクコの新葉を利用して最近作りましたクコの葉ご飯です。独特の薬草の様な香りが少しあり、旬の料理として美味しいと思います。

このように日本人は、旬野菜(野草)料理を楽しみ、「自然との共生」に喜びを感じきた民族と思われます。

クコの葉ご飯


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[ 2017/05/16 19:37 ] 縄文思想と日本人 | TB(-) | CM(2)
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日本人の縄文思想と稲作のルーツ
「天皇家はアイヌ系」についてまとめています。詳細(目次)は下のとおりです。どうぞよろしく。

レインボー

Author:レインボー
現在は邪馬台国の真相についてまとめています。

天皇家はアイヌ系(目次) はじめに 1. 日本民族のルーツ 2. 古墳王家は何故滅びたのか 3 古墳王家はアイヌ・マレー系連合に滅ぼされた 4.日本書紀は創作 5.日本語と日本人宗教のルーツ 終わりに
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