Archive2017年12月 1/2
日本人のルーツをDNAから考える(ごあいさつ)

日本人のルーツをDNAから考える(ごあいさつ)早いもので2017年という年も過ぎようとしています。そこで、一言、年末のご挨拶をさせていただきます。拙ブログを今年4月に立ちあげましたが、ご訪問、そして有意義なコメント、ありがとうございました。おかげで、100回ほど記事をアップすることができました。一方、最近のDNA研究の発展はすさまじく、DNAレベルから日本人のルーツもほぼ明らかになりつつあります。拙ブログでは、そ...
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「いとおかし」はマレー語(日本語のルーツ)

「いとおかし」はマレー語(日本語のルーツ)「春はあけぼの」に始まる枕草子は平安時代の有名な随筆ですが、そのなかに「いとおかし」が何度もでてきます。今回は、この言葉のルーツについて愚考します。拙ブログでは、日本語は、アイヌ系言語がベース(文法)となり、発音は、マレー系(倭人)が古代に持ち込んだ万葉仮名がベースになったと指摘しております。また、朝鮮半島にあった百済と九州にあった倭国は、古代に稲作民族の...
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邪馬台国は邪馬壱国だった(邪馬台国と日本人)

邪馬台国は邪馬壱国だった(邪馬台国と日本人)倭国の邪馬台国はどこにあったのか、未だに決着はついていない印象がありますが、魏志倭人伝では、倭国の人々が中国南部の海南島の人々に容貌や習慣が似ていること、奴国(現在の福岡市南部辺り)から西側が女王国としていることなどから、邪馬台国はつくし平野(北九州)にあったと拙ブログでは推察しております。そして、邪馬台国ではマレー系の人々の国でマレー語が使われていたと...
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古代北九州ではマレー語が使われていたようだ(日本語のルーツ)

古代北九州ではマレー語が使われていたようだ(日本語のルーツ)拙ブログでは、日本語は最初に住み着いたアイヌ系の言語がベースになり、次いで来たマレー系が中国との交流を経て万葉仮名を導入し、その発音様式が日本語発音となり、現代の日本語が形成されるに至ったと推察しております。すなわち日本語は、文法はアイヌ系、発音はマレー系となります。そして、単語は、アイヌ系を基本に、マレー系、ツングース系、中国系、欧州系...
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人を育てる徒弟制度が日本の技術立国を作った(縄文思想と日本人)

人を育てる徒弟制度が日本の技術立国を作った(縄文思想と日本人)日本の技術は物作りでは世界一だと言われます。その秘訣は徒弟制度による人作りだと言われます。徒弟制度は外国にもありますが、どこが違うのか、今回は、この徒弟制度について、私の経験から愚考します。まず、私ことですが、稲の品種改良に40年在籍しましたが、半分の20年間は独立出来ませんでした。それは、稲の品種改良育成者(ブリーダー)となるためには、で...
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モンゴル人力士と相撲道愚考(縄文思想と日本人)

モンゴル人力士と相撲道愚考(縄文思想と日本人)モンゴル人横綱の暴力が、横綱にあるまじき行為として問題視されています。頭に9針も縫う大怪我まで起こしたもので、言い訳できない行為です。しかも、隣に居た二人の横綱はその行為を止めたと言われますが、大怪我になるまで傍観していたのか、共犯者だという批判も湧き上がっています。横綱というのは、土俵外にあっても尊敬される存在であることが求められますが、その精神はこ...
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道と日本人(縄文思想と日本人)

道と日本人(縄文思想と日本人)Going my way(我が道を行く)という言葉があります。「バカの壁」で有名な養老猛司先生が、学生に「人生に道はあるのか」と聞かれ、「人生に道はない、道があるとすれば目の前にある穴のある道で、その穴を埋めてきたのが我が人生だ」、と「バカの壁」続編で述べていました。一方、道に関し、横綱の起こした暴力事件では、モンゴル人力士には勝つことばかりが目標で相撲道がない、ということが問題...
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世界トップの技術と日本の社会環境(2)(縄文思想と日本人)

世界トップの技術と日本の社会環境(2)(縄文思想と日本人)前回(2日前)の続きです。今回は日本の社会環境について愚考します。拙ブログでは、「技術立国日本のルーツは縄文時代に」と紹介したことがあります。例えば、縄文遺跡の「山内丸山遺跡」の例では、5000年も前の時代なのに、広い海洋交易があり、直径1mもある木をノコギリの無い時代なのに切り倒し、それらを使って住居や船を作っていたことが分かっています。ここに...
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世界トップの技術と日本の社会環境(1)(縄文思想と日本人)

世界トップの技術と日本の社会環境(1)(縄文思想と日本人)拙ブログでは、日本の現在の言葉や思想文化は縄文時代まで辿れることを検討しています。そして、技術立国の姿も縄文時代の遺跡に認められることを紹介してきました。一方、「日本を世界トップレベルの国にした3つの要因」という記事が阿修羅掲示板に紹介されていました。その記事では、日本人は西洋文化を自力で吸収し発展させたが、中国ではそれが何故できなかったの...
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鳥居のルーツは照葉樹林文化地帯の原始宗教か(南方系と日本人)

鳥居のルーツは照葉樹林文化地帯の原始宗教か(南方系と日本人)12.5拙ブログでは、日本人の深層心理には縄文思想、すなわち自然との共生思想が流れていることを検討しています。関連し、この世界観が神社信仰のベースであることを前回紹介しましたが、今回は、神社の入り口と言われる鳥居のルーツについて愚考します。まず、上と下の写真は、私が仏教国ミャンマーの田舎に稲の調査で行ったとき、山中で撮ったもので、現地の人に聞...
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