日本人の縄文思想と稲作のルーツ
日本人は、アイヌ系35%、マレー系30%、半島由来ツングース系25%、その他10%の混合混血民族です。DNA分類の結果、ヤマトにはツングース系王家が創られ、その後、アイヌ系の現天皇家に滅ぼされたと推察されます。万世一系を主題にした日本書紀は創作になります。関連し、今回は邪馬台国の真相に迫っています。
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まとめ2、稲作はスンダランドのマレー系民族が広げた(稲作と日本人) [2018/06/19]
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まとめ2、稲作はスンダランドのマレー系民族が広げた(稲作と日本人)
まとめ2、稲作はスンダランドのマレー系民族が広げた(稲作と日本人)
水田稲作の導入の後に日本の人口は増え、その結果、我が国の最初の国家と言われる奴国が北九州に建設されました。その後の王権を見ても、水田稲作は日本の様々な王権の基盤になったと思われます。しかしながら、その稲作のルーツとなると、まだ論争があり、決まった結論は得られていない感じがします。
そこで、今回は、拙ブログのまとめ2、として稲作のルーツについて検討します。
結論から先に言いますと、稲作のルーツは、氷河期にインドネシア辺りにあったスンダランドの可能性が高いと思われます。その根拠は、稲品種の最も古いタイプがそこにあり、それを用いて稲作を始めたマレー系民族がそこにいたからです。
そこで、最初に稲作を行ったマレー系民族ですが、彼らは、氷河期が終わると、稲作に適したスンダランド低地が海に沈んだため、新たな天地をもとめて、周辺、特に中国南部に移住しました。そこで、彼らは陸稲栽培を行い、照葉樹林文化地帯のベースを作ったと思われます。
一方、さらに北上したグループは、江南地方に辿り着き、1.4万年前に 玉蟾岩(ぎょくせんがん)遺跡で水田栽培に成功しました。
その場所は、河川敷で、野焼きを行い、掘り棒で小穴を開け、そこに種もみを落とすという簡単な直播栽培で稲を作ることができました。雨が降り、発芽すると、その場所の水位が上がり、水浸しになりますが、稲には問題ありません。その洪水は、肥料を含んでいますので稲は無肥料で育ち、乾期になると収穫することができました。すなわち、種を播くだけでコメの収穫ができるという理想の環境がありました。
現在のDNA分類でも、彼らマレー系民族のDNA(Y染色体ハプログループO1b)が高い頻度でそれらの地域に認められますので、稲作を持ち込んだのはマレー系民族と思われます。これらマレー系民族のDNA頻度を上の地図に、ベースになった資料を下に示しました。
現在、栽培稲のルーツは江南地方という説が根強くあります。しかし、そこは、氷河期は寒く野生稲は無かったという問題があります。言い換えますと、野生稲が無く栽培種の開発はできなかったという問題があります。
そして、日本への稲作の伝播ですが、江南地方と同じようにマレー系民族によってもたらされました。鹿児島で1万年前の地層から稲の化石のプラントオパールが発見されていることから、1万年前からマレー系民族は日本におり、稲も持ち込んで陸稲を試作していたと思われます。
まとめますと、稲作のルーツは氷河期のスンダランドにあり、そこに居たマレー系民族が、稲作を始め、中国、朝鮮半島、日本に広げたと思われます。
なお、このような稲情報について詳しく知りたいかたは、拙ブログ左側にあるカテゴリー欄の「稲と日本人」をクリックしますと関連の記事を見ることができます。因みに、上の図と下の表は、過去記事「
3000年前に稲作民族は来たのか
」を基にしています。
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[ 2018/06/19 07:39 ]
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