Archive2019年02月 1/1
北海道旧石器時代の海外交易

北海道旧石器時代の海外交易(縄文時代と日本人)先に、旧石器時代から船があったことを愚考しましたが、今回は、旧石器時代の北海道における海外交易について愚考します。北海道の旧石器時代ですが、「北海道(先史時代)」によると次のとおりです。北海道に人が住みはじめたのは、約2万年前の氷河期と推定されている。人類はシベリアからマンモスなどの大型哺乳動物を追って宗谷海峡を南下し、さらに氷河期が終わると本州からも...
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北海道にも12万年前に人類が辿り着いていた

北海道にも12万年前に人類が辿り着いていた(縄文時代と日本人)前々回、石器でえぐられて建造された丸木船が旧石器時代からあったことを愚考しました。拙ブログでは、この船で日本の旧石器時代人がアメリに渡ったと愚考しております。関連し、今回は、そのアメリカへの出発点と思われる北海道の旧石器時代を観てみたいと思います。まず、「旧石器時代の北海道」の記事の一部を紹介しますと次のとおりです。 北海道で3万年を超え...
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黒曜石発見前後で旧石器時代を分けることができる

黒曜石発見前後で旧石器時代を分けることができる(縄文時代と日本人)縄文時代以前の旧石器時代の様子について検討してきました。私たちが学校で学んだ旧石器時代というのは、家は無く洞窟などで夜露をしのぎ狩りと採集に明け暮れる日々、すなわち、飢餓と隣り合わせのような暗い印象を受けます。一方、縄文時代になると、竪穴住居と土器があり、安定した生活に入っていったという明るい印象を受けます。しかし、その暗かった旧石...
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鳥浜貝塚のヒョウタンと船愚考

鳥浜貝塚のヒョウタンと船愚考(縄文時代と日本人)前回、旧石器時代、ヒョウタンと船はセットであったことを愚考しました。そして、福井県鳥浜貝塚でヒョウタンの種遺物が発見されたことを紹介しました。福井県鳥浜貝塚は古代の船が発見された所でも有名です。すなわち、航海に必要な船と水筒(ヒョウタン)がセットで発見されたことになりますが、関連し、今回は、鳥浜貝塚のヒョウタンと船について愚考します。まず、船に関する...
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航海の必需品であったヒョウタンのルーツ愚考

航海の必需品であったヒョウタンのルーツ愚考(縄文時代と日本人)前回、旧石器時代(縄文以前)から船があったことを推察しました。今回は、その航海のための必需品と言われる水筒(ヒョウタン)のルーツについて愚考します。ヒョウタンは縄文時代から作られていたことが知られております。「この国のすがたと歴史」(網野善彦・森浩一 2005)という書籍(下記写真参照)によれば、ヒョウタンは、縄文時代、水筒として使われ、海...
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旧石器時代から船はあったのか

旧石器時代から船はあったのか(縄文時代と日本人)前回のWikipediaの記事に、伊豆諸島の神津島の黒曜石が旧石器時代の2万年前から利用されていることが紹介されていました。この黒曜石の利用には船運搬が必須です。関連し、今回は、旧石器時代の船について愚考します。まず、「第 35 回 -古代の船と航海 その1-」によれば次の通りです。すでに、縄文時代の丸木舟は百数十艘が出土しているが、その代表的発見例として長崎県大村湾...
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黒曜石の加工に日本の技術立国の芽が見える

黒曜石の加工に日本の技術立国の芽が見える(縄文時代と日本人)日本の旧石器時代の様子について検討してきました。関連し、今回は、黒曜石は旧石器時代のキーワードと思われること、日本の技術立国の萌芽がそこに見えることについて愚考します。旧石器時代、日本に辿り着いた人々は、まず、最も簡単に採集できる食料である貝のある海岸に住み着き、その後、内陸部へ移住していったことを検討してきました。そして、内陸部では、栗...
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