Archive2019年07月 1/1
岡山県の稲作民族ルーツ愚考

岡山県の稲作民族ルーツ愚考(西日本の古代)前回、岡山県では6000年前から陸稲が作られていたことを紹介しました。今回は、この稲を導入した民族について愚考します。日本人のルーツは、アイヌ系35%、マレー系30%、ツングース系(韓国系)30%の3民族ですが、拙ブログでは、日本に稲を持ちこんだのは、稲作民族のマレー系と確信しております。岡山県で6000年前の稲遺跡が見つかった場所が海岸部であったことから推察しますと、...
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岡山の縄文稲作は弥生稲作とリンクしている

岡山の縄文稲作は弥生稲作とリンクしている(西日本の古代)岡山県は弥生時代遺跡が突出して多いところであったこと、その結果、古墳時代には西日本の中心地になったことを先に紹介しました。一般に弥生時代は水田稲作導入と関係しております。関連し今回は、岡山県の弥生時代稲作のルーツ、特に縄文時代稲作について愚考します。まず、縄文時代稲作ですが、「ゆらぐ縄文時代 稲作はどこまでさかのぼる?」によりますと次のとおり...
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世界遺産「仁徳天皇陵」で適切か

世界遺産「仁徳天皇陵」で適切か(西日本の古代)今月(2019年7月)、大山(だいせん)古墳が「仁徳天皇陵古墳」として、世界遺産に登録されます。そこで問題となるのが、「仁徳天皇陵古墳」の名称です。歴史的事実として、その古墳が誰の古墳か分かっていません。関連し、東京新聞(7月3日3面)に「世界遺産「仁徳天皇陵」で適切か」という表題で、解説が出ておりました(上の新聞コピー参照)。今回はこの問題について愚考します...
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日本の古代史は戦前と変っていない

日本の古代史は戦前と変っていない(古代史の虚像と書籍)我が国古代史研究の問題点を指摘している「捏造の日本古代史」(相原精次 2017)を読み終えました(上トップ写真参照)。拙ブログの内容と一致するところも多く勉強になりました。今回はその読後感想を述べてみたいと思います。まず、作者の狙いは、「はじめに」にある次の言葉と思われます。戦争史でもあった「戦前」という背後に据えられていたのは「古代史」の虚像だっ...
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記紀は倭国と富士山を何故無視したのか

記紀は倭国と富士山を何故無視したのか(邪馬台国と日本人)日本書紀と古事記(記紀)は、日本の正史が書かれていると言われる歴史書ですが、北九州にあった邪馬台国(倭国)について書かれていないこと、関東・東海の人々の富士山信仰について書かれていないことが指摘されています。何故なのか、今回は、これらの問題について愚考します。まず、邪馬台国存在の無視です。拙ブログでは、邪馬台国は稲作民族のマレー系の作った国で...
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空白の時代があったのか

空白の時代があったのか(西日本の古代)日本の古代史で「4世紀は空白の時代」と言われることがあります。例えば、「初心者のための日本史研究」によれば次のとおりです。空白の古代日本日本における初めての歴史書は、「古事記」および「日本書紀」である。これらはいずれも奈良時代(古事記は712年、日本書紀は720年)に完成している。しかし神話的な記述も多々あるため、全ての記述を歴史的事実として扱うことはできない...
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