Archive2020年03月 1/1
日本の古代国家には2系統があった

日本の古代国家には2系統があった(記事まとめ)拙ブログでは、北九州には1世紀には奴国に始まるマレー系民族の倭国があったこと、一方、北九州以外の西日本には、6世紀にアイヌ系が主体と思われる継体王による畿内政権が生まれたことを検討してきました。また、「古代の朝鮮半島には2種の民族が居た」ことについても紹介してきました。関連し、今回は、記事まとめとして、朝鮮半島と同じように「日本の古代国家には2系統があった...
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天孫降臨神話ルーツ愚考

天孫降臨神話ルーツ愚考(西日本の古代)拙ブログでは、朝鮮半島古代には、稲作マレー系「百済」と畑作ツングース系「新羅」の2系統があったことを紹介してきました。一方、大和政権の創った記紀に天孫降臨神話があります。これは多くの学者が指摘していますように大陸由来、すなわち、ツングース系の高句麗や新羅(朝鮮半島)に由来する神話です。関連し、今回は「天孫降臨神話のルーツ」、そして、大和政権はツングース系側と思...
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日本は2000年にわたり一つの民族か

日本は2000年にわたり一つの民族か(古代史の問題)東京新聞1月記事(2020.1.14 2面)に、麻生氏また失言「日本2000年にわたり一つの民族、一つの王朝」という小記事が載っていました(上記新聞コピー参照)。また、反響が大きかったのか、翌日の東京新聞(2020.1.15 2面)では、「麻生氏妄言いつまで」の見出しで、さらに大きな批判記事が出ていました(下記新聞コピー参照)。こうした保守政治家の発言は時々耳にしますが、こ...
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天皇家ルーツの解明と古代史俗説の再検討

天皇家ルーツの解明と古代史俗説の再検討(天皇家のルーツと日本文化)前回、日本建国のリーダー(天皇家)がアイヌ系の継体王であったことを紹介しましたが、このことは古代史の闇に光をあてました。関連し、今回は、下記3点の俗説の問題を指摘します。1. 稲作民族の弥生人が弥生時代の主人公となり、その後、日本の支配者になった。これは間違いです。事実は、縄文由来のアイヌ系を中心とする日本人が、北九州で始まった水田...
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天皇家のルーツはアイヌ系の継体王

天皇家のルーツはアイヌ系の継体王(天皇家のルーツと日本文化)これまで日本人のルーツについて検討してきました。そして、最近のDNA情報(Y染色体ハプログループ分類)によれば、天皇家のルーツはアイヌ系という結果が出ております。関連し、今回は、その結果について愚行します。まず、「有名人のハプログループ」の「Y染色体D1a2a1b系統」によれば、現天皇の祖先「継体王」(在位:507-531年)の男性子孫のY染色体ハプログルー...
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各民族はいつ頃日本に来たのか

各民族はいつ頃日本に来たのか(記事まとめ)最近のDNA情報を基に日本人のルーツについて3回に渡って検討してきました。今回は、まとめとして、それぞれの民族がいつ頃来たのか愚行します。まず、人類の起源はアフリカですが、Y染色体ハプログループ調査の結果、CグループとDグループは、最初にアフリカを出たグループと言われています。日本には10万年以上前から人類の足跡が知られておりますので、C1a1(パプア系)とD1a(アイヌ...
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