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Archive2022年03月 1/1

蘇我家は6世紀最大の権力者愚考

蘇我家は6世紀最大の権力者愚考(古代史の問題)前回、奈良で最大、かつ、6世紀最大の「丸山古墳」の埋葬者は、時の権力者の蘇我稲目の墓ではないかと推察しました。関連し、今回は、その6世紀の時代背景や「丸山古墳」の埋葬者が不明になった理由について愚考します。 まず、その時代の継体天皇(大王)と家来(有力豪族)の関係は上トップ図のとおりです。当時の政権運営は、大王と豪族の合議によって行われていました。6世紀の...

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古墳埋葬者は何故不明なのか愚考

古墳埋葬者は何故不明なのか愚考(古代史の問題)DNA研究(Y染色体ハプログループ分類)の結果、現天皇家はアイヌ系であることがわかりました。そして、初代のアイヌ系大王は継体王(在位:507-531年)であることがほぼ確実です。そのことから、古墳時代のツングース系王家(3~5世紀)は継体王によって滅ぼされたと判断されます。一方、DNA以外にそのことを示す根拠の一つとして、近畿では継体王以前の陵墓は埋蔵者不明であること...

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継体王と百済「部寧王」の関係(西日本の古代)

継体王と百済「部寧王」の関係(西日本の古代)最近のDNA研究(Y染色体ハプログループ分類)は、現天皇家のルーツはアイヌ系継体王(在位:507-531年)であることを明らかにしました。これは、天皇家のルーツは朝鮮半島由来の弥生人(ツングース系)であったという通説を否定するもので大発見と思われます。拙ブログでは、このアイヌ系継体王の登場は、古墳建造に従事させられてきたアイヌ等の縄文系の人びとの反乱の結果と観てき...

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神武天皇は継体王だった

神武天皇は継体王だった(日本書紀は創作)これまで、DNA研究(Y染色体ハプログループ分類)の結果、現天皇家のルーツはアイヌ系、初代は継体王(在位:507-531年)、その継体王が日本書紀の神武天皇に当たることを検討してきました。なお、現天皇家のルーツについては「天皇家のルーツはアイヌ系の継体王」を参照願います。関連し、今回は、神武天皇=継体王について、さらに検討します。まず、壬申の乱(672)に勝利し、日本を最初...

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神武東征の時代背景の矛盾

神武東征の時代背景の矛盾(日本書紀は創作)拙ブログでは、最近のDNA研究(Y染色体ハプログループ分類)を基に、現天皇家のルーツはアイヌ系であることが分かったことを紹介しています。日本の正史と言われる日本書紀では神武天皇が初代天皇となっていますが、万世一系の天皇家ですので神武天皇もアイヌ系になります。また、日本書紀では、神武天皇は、宮崎県の高千穂に降臨し、東征し、奈良(ヤマト)の反対勢力に打ち勝ち、奈良に...

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