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ツングース系の人達は西から少しずつ東へ広がった(北方系と日本人)

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レインボー
韓国、関西、関東のツングース系割合


ツングース系の人達は西から少しずつ東へ広がった(北方系と日本人)

前回(2日前)、モンゴル系と中国系の混合混血民族のツングース系民族が寒冷期の4000年前頃から少しずつ日本に移住してきたことを紹介しました。今回は、この関係を、最近のDNA研究(Y染色体ハプログループ分類)から愚考します。

Kimら(2011)は、韓国のモンゴル系(ハプログループC)は13%、中国系(ハプログループO2)は44%としております(下表参照)。一方、Nonakaら(2007)は、関西はモンゴル系が7%、中国系24%、そして、関東はモンゴル系が4%、中国系15%、としております。

これらのことは、ツングース系民族のベースのモンゴル系も中国系も、朝鮮半島から西日本(関西)に移住し、その後、関東にも少しずつ移住してきたことを示唆します。この関係を上の図に示しました。

弥生遺跡では、北九州を中心に高身長の遺体が散見されますが、それは、高身長のツングース系が日本に移住してきた証拠と思われます。そして、拙ブログでは、ツングース系民族の日本移住は2000年前の弥生後期にほぼ終わったと推測しております。その根拠は次のとおりです。

1. 弥生後期には鉄器が導入され、稲作の食料生産が朝鮮半島でも安定し、食料問題が無くなった。
2. 4200年前~4000年前と3500年前~3200年前のような深刻な寒冷期は、その後起こっていない。
3. 2000年前頃から朝鮮半島は国家の建設が進み、その後の歴史資料に、朝鮮半島から日本への極端な民族移住の記録はない。

まとめますと、ツングース系民族の日本への移住は2000年前(弥生時代後期)に終わり、一方、日本に移住した人々は、関西に居住し日本人と混血し、その後少しずつ東方面(関東)に移住し、現在の日本の状態ができあがった、と思われます。

韓国、関西、関東の民族のルーツ割合


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レインボー
Posted byレインボー

Comments 4

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konec
出来ればこっちの文も訂正お願いします

タイトルではありませんが、"前回(2日前)、モンゴル系と中国系の混合混血民族のツングース系民族が寒冷期の4000年前頃から少しずつ日本に移住し、その割合が日本人の半分になったことを紹介しました。" ← ツングース系とマレー系の韓国人移民を合算してもおそらく半分にもなって無かったんじゃないかな?

  • 2019/02/21 (Thu) 00:53
  • REPLY
konec
このブログは大変参考に成りました。

アイヌ人は10万年も前から日本に移住し始めたので肌が白くなったんですね。旧石器時代の日本は今より平均気温が7〜8℃低かったですし。
マレー系が日本に来たのは1万年前から3000年前までですので、韓国から来たマレー系の子孫は今でも肌が黒いかもしれませんね。混血の度合いにも寄りますが

  • 2019/02/21 (Thu) 01:09
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レインボー
レインボー
Re: konecさん、出来ればこっちの文も訂正お願いします(了解)

konecさん
たびたびの有意義なコメント、ありがとうございます。
ご指摘のとおりですので、検討し、訂正します。
草々

> タイトルではありませんが、"前回(2日前)、モンゴル系と中国系の混合混血民族のツングース系民族が寒冷期の4000年前頃から少しずつ日本に移住し、その割合が日本人の半分になったことを紹介しました。" ← ツングース系とマレー系の韓国人移民を合算してもおそらく半分にもなって無かったんじゃないかな?

  • 2019/02/21 (Thu) 08:00
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レインボー
レインボー
Re: konec さん、このブログは大変参考に成りました。

konec さん
たびたびのコメント、ありがとうございます。

拙ブログ、参考になったとは嬉しいですね。
アイヌ系の人々が南方由来なのに色黒から色白に変わったというのはあり得ますね。
また、マレー系の人々は今でも色黒というのは当たっていると思います。
草々

> アイヌ人は10万年も前から日本に移住し始めたので肌が白くなったんですね。旧石器時代の日本は今より平均気温が7〜8℃低かったですし。
> マレー系が日本に来たのは1万年前から3000年前までですので、韓国から来たマレー系の子孫は今でも肌が黒いかもしれませんね。混血の度合いにも寄りますが

  • 2019/02/21 (Thu) 08:05
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