小池都知事に縄文思想が無かった(縄文思想と日本人)
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レインボー

小池都知事に縄文思想が無かった(縄文思想と日本人)
拙ブログでは、日本人には自然との共生という縄文思想が底流に流れていることを検討しています。そうした観点から聖徳太子の17条の憲法、今上天皇の言葉について紹介してきましたが、今回は、先の選挙の小池都知事の戦い方の問題点について検討します。
先の選挙で小池都知事の率いる希望の党が、一時は大きな期待を集めましたが、結果は期待を裏切りました。途中、排除の論理が出たことが原因であると言われます。政党は綱領(目標)と規約を持っているわけですから、それに合わない人について排除があるのは当然ですが、なぜ失速するほどまでになったのでしょう。
日本人は自然との共生思想を持っていることを拙ブログでは検討してきました。その思想は、お互いに支え合う、助け合う、というところに美を感じます。そのため、目標に向かって一緒に戦うことに美を感じます。
そうしたなか、希望の党が、他の野党と一緒に戦うということを止め、自分だけの論理で戦おうとしたことが問題だったのではないでしょうか。
希望の党への合流で民進党の一部の人達の排除したことは、筋を通したという意味で問題なかったと思われます。しかし、小選挙区での野党統一を壊したこと、これが最も嫌われたのではないかと思われます。この行動は対立する自民党を利する方向であったことは明らかです。
なぜそうなってしまったのか。それは、都知事選と都議会選挙で大成功を収めたために小池都知事が舞い上がってしまい日本人の心を失ってしまった、あるいは、小池都知事には、もともと日本人としての一般常識が欠けていた。どちらかと思いますが、前者であるならば、復活の可能性はあるでしょう。
前回(2日前)、今上天皇は日本人の深層にある縄文思想を大切にしていることについて触れましたが、政治家は日本人の精神に反することをすれば反発を招くということを、今回の選挙は示したのではないかと思われます。
なお、上と下の写真は、記事と関係ありませんが、自然との共生を目標に遊んでいる我が菜園11月の様子です。今、食べることができる果実、不老長寿の実と言われるクコ、そして、ジューシイなカボスです。寒くなってきたこの頃、これらを食べ、元気に行きたいところです。


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