辺野古埋め立てと日本人の思い
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レインボー

辺野古埋め立てと日本人の思い(縄文思想と日本人)
拙ブログでは、日本人の宗教は、「自然との共生という縄文時代からある思想(縄文思想)」が背景にあることを指摘してきました。
それは、日本の美しい自然の中で数万年かけて出来上がった思想です。最近、その日本人の思想に反する事件、すなわち「美しい辺野古海岸の埋め立て」という事件が起きています。
その埋め立ての様子が昨年暮れにテレビで放映されましたが、多くの日本人が悲しくなり、怒りも覚えてきた感じを受けました。これは普通の日本人なら誰もが持った感情と思われます。
関連し、今上天皇が85歳の誕生日に先日発表された思い、すなわち、「沖縄の人々が耐え続けた犠牲に心を寄せていくとの私どもの思いは、これからも変わることはありません」には感動しました。
拙ブログでは、「今上天皇の言葉に縄文思想を感じること」を紹介したことがありますが、今回の言葉も素晴らしいと思いました。
辺野古埋め立てに関連し、「修羅掲示板(政治)」に次のような小沢一郎氏の発言が紹介されていました。
「僕は僕なりに辺野古新基地は必要ない、と主張してきたが、最近米海兵隊のしかるべき人物から話を聞く機会があり、その確信を深めた。彼によると、海兵隊はグアムに行ってしまうので沖縄には事実上いない、だから新基地は海兵隊が望んでいるものではないし、米政府も同様ですと。ただ、日本政府がやると言っているのに、やるなとは言えない、とのことだった」(引用終了)
以上のことをまとめますと、沖縄の民意を大切にし、辺野古埋め立てはすぐ中止するのが日本人の願いと思われます。また、これは、国際的には、日本人のアイデンテテイ、あるいは国家の品格の問題でもあると思われますが、どうなのでしょう。
なお、上と下の写真は、記事と関係ありませんが、2年前に見たマダガスカル夕暮れの海岸と、その近くにあるバオバブの通りです。


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