アメリカ先住民族の言葉と日本語の関係愚考
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レインボー

アメリカ先住民族の言葉と日本語の関係愚考(アメリカ先住民族と日本人)
古代の日本人がアメリカに移住し、先住民族となった説を拙ブログは支持しております。関連し、今回は、アメリカ先住民族の言葉と日本語の関係に迫ってみたいと思います。
拙ブログでは、古代のアメリカ先住民族はアイヌ系民族とマレー系民族としていますが、このため彼らの言葉がルーツになっている可能性があります。
なお、マレー系民族ですが、彼らは縄文時代に日本を通過する過程で、一部はアイヌ語に変り、一部はマレー語を維持し、アメリカに移住したと思われます。すなわち、アメリカ先住民族の言葉は、アイヌ語とマレー語がベースになっていると思われますが、ベースはアイヌ語と思われます。
一般に、言語というものは、新単語が簡単に導入されますが、語順(文法)は変わらないと言われます。すなわち、主語(S)+目的語(O)+動詞(V)の語順ですが、アイヌ語(日本語)はSOVに分類されます。一方、マレー語はSVOに分類されます。
そこで、このパターンで古代のアメリカ先住民族の主要な言葉を分類しますと、次のようになります。
まず、ナワトル語(アステカ語)などメキシコの主要言葉とケチュアル語(インカ語)などアメリカ中南部の主要言葉ですが、語順がSOVですので、これらはアイヌ系グループになります。すなわち、カナダなど北米を除くアメリカ大陸の大半がアイヌ系となります。
一方、マレー語関係ですが、中米で使われているマヤ語は、SVO、またはVSOの語順ですので、マレー語グループに入ります。
以上のほか、北米のイヌイット(エスキモー)や北米のインデアンの言葉がありますが、これらの言葉は別種類の言葉のようです。
エスキモーは、シベリアがルーツで、アラスカやカナダに定住するようになったのは1000年前頃とルーツがほぼ分かっています。
一方、北米のインデアンですが、先に報告しましたように、彼らのルーツはシベリアのケット人です。拙ブログではエスキモーと同じように最近移住した民族と観ています。このことについては前回紹介しました。
また、アマゾンのジャングルに住んでいるヤノマミ族が居ます。彼らのルーツはパプアニューギニア人に近いと言われておりますが、移住経路や言語は謎に包まれています。この課題については、後ほど検討します。
以上、まとめますと、南北アメリカの先住民族の言語はアイヌ系が大半、そして、マヤ語などマレー系由来も一部あるという結論になります。すなわち、拙ブログの古代日本人がアメリカに移住したという予想は当たっていることになります。
関連し、アメリカ大陸の主要な先住民族言語を上トップに示しました。

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