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日本人の縄文思想と稲作のルーツ

朝鮮半島由来「ツングース系王家」は、3世紀に奈良纏向遺跡で始まり、巨大古墳を多数建造したが、アイヌ系「継体天皇」によって6世紀に滅ぼされた。関連し、日本書紀の歴史改竄に迫ります。
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応神天皇と新羅との関係愚考


応神天皇の正体(書籍)


応神天皇と新羅との関係愚考(古代史の問題)

巨大古墳を建造した王家は朝鮮半島にルーツを持つツングース系であったことを検討してきました。そして、そのツングース系王家は世界最大と言われる大仙陵古墳(仁徳天皇陵)を建造するなど5世紀前半に黄金時代を迎えたと思われます。

仁徳天皇陵に次いで大きい古墳は応神天皇陵です。応神天皇は仁徳天皇の父に当たりますが、まさに、この親子の時代、ツングース系王家の黄金時代であったと思われます。

拙ブログでは、この時代、この王家の支配地は、東は東海、西は九州東岸(大分県)まであったと推察しております。詳しくは「朝鮮半島からのツングース系民族は水田作を受け入れ西日本で発展した」を参照願います。

関連し、今回は、応神天皇について朝鮮半島(ツングース系)由来であったことを、古事記と日本書紀(記紀)も認めていることについて愚考します。

まず、「応神天応の正体」(関裕二 2012)という書籍が出ております(上記写真参照)。

そこには、応神天皇とツングース系新羅の関係が生々しく描かれています。例えば、第四章の見出しですが次の通りです。

第四章 応神天皇と宝の国・新羅
・・・(略)
浮かび上がった仮説
なぜ応神天皇に「新羅」の影がつきまとうのか
・・・
「古事記」は神功皇后を新羅王子の末裔と記す
・・・
応神記に残された朝鮮半島の香り
応神天皇の母・神功皇后と朝鮮半島の関係
・・・
なぜ「日本書紀」は新羅と応神を引き離したのか

(引用終了)

そこで、上記引用の「「古事記」は神功皇后を新羅王子の末裔と記す」ですが、図解すると下図のとおりです。

応神天皇の母方のルーツは新羅

すなわち、神功(じんぐう)皇后は、新羅王子のアメノヒボコの末裔であり、その子の応神天皇は新羅の王子の末裔になります。

神功皇后は女系ですので、その子の男子「応神天皇」のDNA(Y染色体ハプログループ)は父親の「仲哀天皇」の影響を受けていることになります。

すでに検討してきましたように、巨大古墳建造王家は朝鮮半島由来のツングース系と結論されますので、「仲哀天皇」もツングース系と推察されます。

ということは、応神天皇の両親ともツングース系になります。

そして、神功皇后が新羅由来であることから推察しますと、応神天皇は新羅王家の支援を得ていた大王だったと推察されます。

そこで、記紀は、なぜ、応神天皇家は新羅由来と示したのかですが、次のように考えることができます。

まず、記紀が編纂された8世紀(奈良時代)の頃、新羅は、高句麗と百済を7世紀に滅ぼし、朝鮮半島を最初に統一した偉大な国家になっていました。一方、同じころ、日本は北九州にあった倭国を7世紀に滅ぼし日本を最初に統一した国家になっていました。

これらのことから、その新羅と日本の天皇家が縁せき関係にあるというのは悪いことではないと判断したと思われます。

しかし、最近のDNA研究(Y染色体ハプログループ分類)で分かったことですが、継体天皇(在位:507-531年)はアイヌ系で、ツングース系新羅と関係がありません。詳しくは「天皇家のルーツはアイヌ系の継体王」を参照願います。

このため、この最近のDNA結果は、現天皇のルーツが朝鮮半島と関係の深いツングース系の応神天皇にあるという記紀の内容と異なります。また、応神天皇は111歳まで生きたとされていますが、当時の状況からすると、相当な長寿であり、これも創作の可能性があります。

そこで、これらを整理し、継体天皇以前の王家はツングース系であったが、記紀の創作により、アイヌ系の継体天皇もこの家系に入れられた、としますと問題は解決します。


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[ 2020/07/18 14:53 ] 古代史の問題 | TB(-) | CM(2)
現行の天皇がアイヌ系だとは驚きます。
 私自身は天皇家はツングース系だと思っていました。けれどもY染色体ハプロタイプ分析は文化人類学の基礎になっていますから、ご指摘通りアイヌ系なのでしょう。

 右翼団体に聞かせてやりたいですね。

「万世一系の天皇」も嘘。
 日本人自身が朝鮮半島系の遺伝子を持っており、朝鮮半島差別は自分自身を貶める愚行でしかないこと。
 天皇が朝鮮半島由来どころか、被差別少数民族アイヌ系だったとは!

 同じ人間を差別するのも間違いなのに、嘘で塗り固められたおとぎ話を根拠に天皇を崇め、朝鮮半島や中国を差別している朝鮮半島・中国・アイヌ・マレー系の末裔、日本人。
 滑稽ですね。

[ 2020/07/19 22:43 ] [ 編集 ]
Re: のんちゃんパパ様、現行の天皇がアイヌ系だとは驚きます。
のんちゃんパパ様
貴重なコメント、ありがとうございます。

日本の支配者がツングース系からアイヌ系に変わったこと、さらに追及していきたいと思っています。
ご指摘のとおり、戦前と変わらぬ歴史観が今でも変わっていないこと、まさに滑稽です。
草々
[ 2020/07/20 09:53 ] [ 編集 ]
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日本人の縄文思想と稲作のルーツ
日本人のDNAと縄文思想と稲作のルーツについて海外経験と最新情報を元にユーモアをまじえて迫ります

レインボー

Author:レインボー

私は稲仕事の関係からいくつかのアフリカとアジアの国々で暮らし、日本人のルーツはアフリカまで辿れること、その思想は自然との共生思想(縄文思想)であること、稲はマレー系の人々が持ち込んだことを実感しました。その経験をベースに、日本人のDNAと稲作のルーツに迫ります。なお、ペンネームは、「虹を見る歴史思考」という拙ブログの手法と関連し「レインボー」とします。どうぞよろしく。
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