天皇家はアイヌ系についてのDNA結果は知られていない

「天皇家はアイヌ系」についてのDNA結果は知られていない(ごあいさつ)
拙ブログ訪問、ありがとうございます。速いもので1年が過ぎようとしています。ついては年末の挨拶をさせていただきます。
今年は「天皇家はアイヌ系」について主に検討してきました。
これらの検討では、最近のDNA研究の結果、天皇家は継体王(在位:507-531年)に始まるアイヌ系であること、この発見は古代史の通説を大きく変える発見であることについて紹介してきました。
このDNA結果ですが、古代史だけでなく現代社会に対する影響も大きいと思われます。
まず、古代史関係ですが、日本書紀を基にした「天皇家は万世一系」については完璧に否定されたことになります。小生の町の市立図書館の古代史関係の書籍の内容を見ますと、大半はこうした通説を基にした書籍ですので、これらの書籍は歴史的事実と異なる内容になってしまった問題に直面します。
また、現代社会についても影響が大きい感じがします。例えば、いろいろな知識人が政治や世界の事件について記事やコメントを書き込んでいる「阿修羅掲示板」というサイトがありますが、天皇家の話題になりますと、未だに「天皇家は朝鮮半島由来」というコメントが散見されます。
そして、さらには、朝鮮半島由来の天皇や朝鮮人に日本は未だに支配されているなんて言葉も聞かれます。すなわち、「巨大古墳を多数建造した朝鮮半島由来ツングース系王家がアイヌ系王家に変わったこと」が知られていません。
ここに、新聞・テレビは重要なことについて故意に報道しない場合があるというマスコミ問題も見ることができます。すなわち、DNA研究結果について、大学教授等の古代史の専門家は知っていても発表できない、あるいは報じてもらえないという大きな問題が背景にある感じです。
そこで、拙ブログですが、微力ながら、来年も本問題をさらに検討していく予定です。
来年も応援とご厚情をお願いします。
なお、上と下の写真は我が菜園のアケビとキウイの果樹です。
アケビは甘くジューシイ、農作業で乾いた体に潤いを与えてくれました。また、キウイはビタミンC豊富、これを毎日冬場に食べていますが、カゼをひかない体質にしている感じがします(笑)。


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