Comments 2
もともとはアイヌ系だけが暮らしていた日本ですが、現在の比率では35%ですから、膨大な数のマレー系、ツングース系が流入したことになります。
こうした事はヨーロッパ史では普通に起きており、各地域の民族が混血して暮らしてきました。アメリカ大陸の場合、南米では比較的にネイティブアメリカンが生き残り、部分的にせよ白人との混血が起きましたが、北米ではイギリス系白人が原住民を民族浄化することを目標とし、ほとんど例外なく虐殺し、混血もほとんど起きませんでした。
現在の日本の25%はツングース系ですから、継体王のクーデター後も、支配者階級以外のツングース系はほとんどは虐殺されずに生き延びたことになります。
今の日本でも、大勢の韓国や中国出身者、部分的にはフィリピンやベトナム、インドネシアなどの人々が流入し、韓国や中国出身者の場合、混血も多数発生しています。
日本の古代史においても、ゲルマン人の大移動などに匹敵するような民族移動や、アーサー王によるローマからの独立などのようなクーデターが起きたと言うのは興味深いですね。
継体王当時もツングース系支配者が敵視されましたが、現在でも韓国・中国出身の人々を差別する右翼がいますから、歴史は繰り返すと言うことであり、それは同時に、島国の様な閉鎖世界では、部外者との交流を嫌い差別が発生しやすいという事でもあり、人間の性が歴史と社会を構築していると言う事なのでしょう。
- 2023/09/22 (Fri) 13:10
- REPLY
motomasaong様
いつもコメント、ありがとうございます。
ご指摘の「日本の古代史においても、ゲルマン人の大移動などに匹敵するような民族移動や、アーサー王によるローマからの独立などのようなクーデターが起きたと言うのは興味深いですね。」ですが、
日本の古代史では、この独立が曖昧のままです。継体王(アイヌ系)によるツングース系からの独立は、残念ながら指摘しているのは拙ブログだけです。ユーチューブにもありません。
- 2023/09/23 (Sat) 07:49
- REPLY