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神武東征は本当だった愚考(西郷隆盛と継体王の類似)

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レインボー

継体王と西郷隆盛の容貌

神武東征は本当だった愚考(西郷隆盛と継体王の類似)

拙ブログでは、先月11月16日の記事で「ツングース系王家の繁栄と滅亡 8.アイヌ系継体王の台頭」で現天皇家のルーツは「継体王(在位:507-531年)」で、出身地は南九州であったことを紹介しました。

この記事は、従来の「継体王は応神天皇の傍系の豪族で福井出身」という知見と異なり、物的証拠としての屯倉の存在もあり、かつ、神武東征と関連し、大変重要な記事と思われますので、今回はその出身地について、「西郷隆盛と継体王の類似」を加え、さらに詳しく検討したいと思います。

まず、現天皇家はアイヌ系で、その祖先は継体王まで辿れることが分かっていますが、南九州出身の文献は、「大隅半島は「建国神話の始まりの聖地」(7)肝等屯倉(かとうのみやけ)」です。

そして、その内容のもとは、うっちゃん先生の「古代史はおもしろいで」になります。

その「うっちゃん先生」の記事では、熊襲は大陸から九州に流着した民族のようですが、熊襲(くまそ)出身の継体王(在位:507-531年)が天皇家のルーツなら熊襲はアイヌ系と判断されます。

日本人は、アイヌ系が35%、マレー系30%、朝鮮半島由来ツングース系が25%、その他10%ですが、一般に、熊襲は南九州の人々の別名で、かつ、南九州にはアイヌ系が多いことから想像しますと、熊襲はアイヌ系と観るのが妥当です。

そして、継体王の容貌ですが、Wikipediaによれば福井にその彫像がありますが(上記写真参照)、ヒゲ面でガッチリ型のアイヌ系の容貌です。この彫像がどのような資料を基に作られたのか、調べましたが、Web情報にはありませんでした

なお、ヒゲ面の関連ですが、日本人はアイヌ系、マレー系、ツングース系、その他の混合混血民族です。これらの中で髭の濃い民族はアイヌ系だけです。詳しくは「中国人と日本人の容貌の見分け方」を参照願います。

一方、南九州出身の英雄と言えば西郷隆盛です。彼の容貌はWikipedia情報によれば上記のとおりです。ヒゲが濃くガッチリ型で継体王にそっくりです。西郷隆盛は継体王の生まれ変わりのような雰囲気があります。

すなわち、継体王は、西郷隆盛のような人物であったと想像されます。

一方、日本の正史と言われる日本書記には、天皇家初代は天照大神の子孫の神武天皇であり、彼には、宮崎の高千穂の峰から降臨し、ヤマトに行き、日本を統一したという英雄物語があります。

先に、「神武天皇は継体王だった」で先に紹介しましたが、このときは、拙ブログでは継体王は一般に指摘されているように福井出身として扱いました。しかし、継体王は南九州出身ということが分かりましたので、神武天皇を現天皇家の始祖の継体王に置き換えると、神武東征という神話は継体王の東征となり、信憑性が出てきます。

そこで、日本書記のねらいについて検討しますと、「継体王は南九州(実は鹿児島)の出身であるが、ツングース系王家の応神天皇の末裔とするためには、大阪北側に都を置いた関係もあり福井出身にした方が矛盾少ない」、と考え、創作した可能性があります。すなわち、福井出身というのは日本書紀の創作であり、本当は南九州出身であるというのが真相と判断されます。

さらには、神武天皇(初代)=継体王(25代)ですが、継体王は本当は初代であるが、神武天皇の天孫降臨神話を重視した関係から日本書記ではこのような扱いになったと想像されます。

これらの関係を下図にまとめました。

神武天皇と継体王の関係

レインボー
Posted byレインボー

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motomasaong
ツングース系王家との連続性

 本当はツングース系が滅亡してアイヌ系の継体王が初代であるはずでしょうが、そうしてしまうと、アマテラスに始まるツングース系王家とそれにまつわる神話が途絶えます。
 朝鮮半島でも王は神の末裔として正当性を得ると言う戦略でしたから、日本のツングース系もそれに倣ったのでしょう。
 また、大国主など、日本でも神として崇拝されていたツングース系が存在していました。ツングース系の圧政が継体王のクーデターに直結したとしても、過去のツングース系王家には人格者が居たと思われます。
 国民から敬愛されている神々の末裔としての王の正当性は維持したい。この結果、ツングース系王家の歴史を改竄し、継体王が正当な神の末裔だとしたのが日本書記の意図だと思われます。

  • 2023/12/22 (Fri) 09:36
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レインボー
レインボー
Re: motomasaong様、ツングース系王家との連続性

motomasaong様
いつもコメント、ありがとうございます。

「この結果、ツングース系王家の歴史を改竄し、継体王が正当な神の末裔だとしたのが日本書記の意図だと思われます」ですが、その通りです。

そして、このことについて、日本の古代史は無視続けています。

  • 2023/12/23 (Sat) 08:05
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